久しぶりにPCをアップグレードしてみる(衰弱堂の蹉跌編)

item 】 2004 / 12 / 18
(承前)

さて、そんなこんなで秋葉原へ。価格.comAKIBA PC Hotline!で事前の調べは怠りなし。だが、買いたいものが必ずあるとは限らないのが世の常。
バルクの512MBメモリが若干高めの気配。じゃんぱらを覗くとで中古のPC3200 DDR400の512MBメモリ(infineonチップ)が8000円強だったため購入。Faithで買うつもりだったマザーボードと電源は見つからず、見るからにかつ4000円を切る激安プライスが怪しげなEAGLEとやらの400W電源のみ購入。カクタソフマップでSempron3100+を購入。WondercityでMAXTORのDiamondMax 16 4R160L0(160GB)を購入。ここまでは順調だった。

ところが、マザーボードだけが見つからない……なんということか。

秋葉原の裏通りをあちこち覗いてみるが7000円台のものはない。結局一度スルーしたOnenessのAlbatronマザー、修理上がりのGigabyteマザーが一番安いと納得し、引き返す。しかし修理上がりは欠品ご容赦。新品はCool'nQuietの対応について書かれていない。さんざん悩んだあげくAlbatronのK8X800 ProIIを購入。

その他超静音の8センチファンなど買う。午後一に秋葉原に入ったのにあたりはもう暗い。キッチン・ジローで食事をして、へとへとになって帰宅。途中100円ショップでナイロンバンドを購入。

アイスカフェオレなんぞ飲んで一息つけば、さて、まずは現PCの解体&掃除から。色々カードを入れ替え追加するうちに面倒になったか、ケースのサイドカバーを開けたまま運用し続け、中は結構やばいことになっている。

あ! 掃除道具を買い忘れたではないですか!

疲れた身体に鞭打って、ドン・キホーテに行き、ウェットティッシュ、化学ぞうきん、ほこり取りなど買い込んで帰宅。またしても疲れて小休止。一向に改造は進まない……。もうだめだ。神様、分不相応な野心を抱いた私めが愚かでございました。などと心中ぼやきつつも泣くのがいやならさあ掃除。それでもごしごしやって掃除機でホコリ吸い取ったりすると、それなりにきれいになった。

ホコリまみれの古い電源を取り出すと、350Wだと思いこんでいたそれは300W。うへ。12センチファンが凛々しい、怪しいEAGLE電源を装着。
フロントのファンを超静音のものに交換、Slot1マザーボードを取り外し、Albatronマザーを取り出す。検品してみると……I/Oパネルが欠品。涙目。しばし呆然。苦い……苦すぎる。あの時欠品に悩んだのはなんだったのか。しかし、そのときぼくは真の蹉跌がこのあとに訪れることに気づいていなかったわけだが。

古いマザーをAlbatronの箱に収め、Sempron3100+をパッケージから取り出す。CPUファン、でかくなったなぁ。I/Oパネルが欠品しているAlbatronマザーに装着。お、CPUファンの装着ってえらく簡単になってますな。
スライド式の底板にマザーボードを据え付け、メモリを差し、マニュアルをみながら配線をつなぐ。このあたりでまたうんざりしてきて小休止といいつつだらだら。こんなもん真面目にやってられるか。笑い。

それでも組み立てないといろいろ困るのでだらだらと作業を続ける。次第にケーブルは収まるべきコネクタを見つけ、ナイロンバンドでさしさわりのないものをフレームに固定。LANカードは内蔵のため取り外し。GeForce FX5200と怪しいTVチューナーカードを挿してとりあえず組み立て完了!

ゆけ! 新マシンよ! と一抹の感動を胸に電源を入れると……起動しない。なんか英語でぶつぶつ行ってるよ、このマザーボード……。わけがわからず調べてみると、ATAのチャネルがぶつかっていた。元々、HDD2台(80GB+40GB)、CD2台(プレクスターPX-320XとPD対応のCD-ROM)という構成だったところにHDDを1台追加し、はずすつもりだったCD-ROMを間違えてプライマリ2台だかセカンダリ2台だかに設定されてしまっていた。とほほ。

ジャンパの設定を確認し、とりあえず古い起動ドライブをプライマリマスタに設定し慎重に接続。今度こそゆけ! 新マシン(ただしエンブレムはCyrix M2)よ! と一抹の不安を胸に電源を入れると……BIOS画面に到達! はっはっは、小さいながらも、我が勝利なり!(実際にはI/Oパネル欠品ですでに負けていることを忘れている) OSの起動にも成功。完全勝利なり! やたら飛び出す新しいデバイスの警告を黙殺し、終了。一度電源を落とし、新しいHDDをプライマリマスタに設定しなおして起動……いきなり外人絶叫

またBIOSエラーかよ。CPUエラーとかなんとかいっている。もしやHDDをつなぎかえたりしたときになんかやってしもたんか? CPUファンが止まってる? で、うかうかとファンに手を伸ばして指を切る。衰弱堂ついに流血!(しかもたかがPCの組み立てで)

いやいや、新しいものの導入にはこのくらいの犠牲は不可欠だ、などというよくわからない理屈で自分をねじ伏せ、考えることしばし。マニュアルをめくってBIOSのリセットを試す。起動すると……お、いけてるやんか! OSがないため中断したマシンを再起動すると……またもCPUエラー。終わったな……。完敗……今君は人生の……などとくだらない言葉がわき上がるまましばし呆然。

CPUエラーは出るが、BIOSリセットをかけると問題なく起動する。しかし2度目の起動でエラーが出る。これはひょっとして、BIOSが古いせいでSempron3100+を正しく認識していないのでは……。Athlon64は春に新しいCGリビジョンが出たが、Sempron3100+も同じくCGリビジョンのため、マザーボードの選択時にはこのあたりも念頭に置いていたつもりなのだけれど……。

再度BIOSリセットをかけ、BIOSセットアップでバージョンを確認。R1.00。起動時のCPU名もSempronと表示されていない。再起動でまたもCPUエラー。ノートPCからAlbatronの日本語サイトを開きBIOSダウンロードのページへ。やはり……SempronサポートがR1.02となっている。念のためAlbatron本体のWebサイトを確認すると、Cool'nQuietに対応したR1.04がリリース済みだったのでこちらをダウンロードしてBIOSアップデート用のフロッピーディスクを作成。何度目だかのBIOSリセットをかけBIOSセットアップでFDD起動を有効にしてBIOSアップデートを実施。

……動きました。BIOSメッセージでもSempronと表示され、再起動もOK。はぁ。涙目。

かくして、果てしない道のりを歩き通した衰弱堂がOSのクリーンインストールをはじめたのは午前5時過ぎであった。

(完)



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この記事へのコメント
私は知っている。この当時の苦労を。
そして私は知っている・・・
PCをアップデートした本当の理由を!
ふっ・・素晴らしい隠蔽工作だと言っておこう。
Posted by 邪鬼 at 2004年12月18日 00:51
大変だよねえ。この苦労が嫌で、適当な新品を買ってしまう。衰弱堂氏の指南でメモリ増設は無事終了。あとは立派な馬を育てるだけだ(笑)
Posted by G at 2004年12月18日 10:40
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久しぶりにPCをアップグレードしてみる(後日談)
Excerpt: (承前) そんなこんなでOSもインストールして新たな環境を構築したわけだが、ケースの背面にいやな隙間ができたわけです。I/Oパネルが欠品していたせいで。 そんなわけで、K8X800 ProIIのI..
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