正直、これはもう誰が書いても結論は同じなんじゃないかと思うし、実際
CNETの記事経由でたどりついた
kiron808さんの「温故知新過ぎる「WILLCOM NS」に思う」を読んでも、もはや付け加えるところもそんなになさそうなのだけれど、世の中のiPhone押せ押せな流れに逆らって
Clieを称揚してみたりもしたPHS一筋の衰弱堂(Advanced W-ZERO3[es]ユーザ)としてもやっぱり憤懣をぶちまけておくべきなんだろうか。きっとそうだ。
なんのことだかわからない向きにざっと紹介。
ウィルコムは4月15日、携帯用ネットワークデバイス「WILLCOM NS」を発表した。「文房具のようにネットを持ち歩く」をコンセプトに、システム手帳に挟める形状にしたインターネット専用端末だ。4月24日に発売する。
東芝製で、ディスプレイは4.1インチWVGA液晶(衰弱注:800×480ドット)を搭載。厚みは11mmに抑え、1530mAhの大容量バッテリーを搭載してW-SIM利用時には6時間、Wi-Fi(IEEE802.11b/g)利用時には4時間の連続駆動ができるようにした。型番はWS026Tとなる。OSはWindows CEを採用した。重さは約160g。microSDHCスロットとmicroUSB充電口を備えている。
ウィルコム、手帳に挟んで使う“ネットワーク文房具”「WILLCOM NS」発表(CNET Japan モバイルチャンネル)
この機種、一見すると「おっ!」と思うんですよ。ところが
・通話不能
・組み込みのWindowsCEでアプリケーションのインストール不可
(jigletなるJavaアプレットによる機能追加はあるが既存のjigletは非対応)
・日本語変換はMS-IME
・USBホスト機能がなくBluetooth非搭載で外付けキーボード使用不可
・11mmは薄いけど、衰弱のシステム手帳のリングは16mmだよ。笑い。
……何に使うんだ、これ?
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