2ちゃんねる風の現代美術史

art 】 2007 / 10 / 19
カオスちゃんねるの「ピカソって何が凄いの?みんな分かったフリしてるだけだろ?」スレにめちゃくちゃ分かりやすい西洋美術史があった。

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/16(火) 23:16:46.33 ID:aSHPSXzY0
宗教画の時代
 ↓
もっと人間社会のありのままを描きたい!
 ⇒ルネサンス(遠近法の発明)
 ↓
以降、写実性重視の時代がずっと続く
 ↓
19世紀ころ、写真の発明により画家達の生命ピンチ
 ↓
そんななか、日本の浮世絵に感銘を受けた一団
「3次元を2次元に忠実に写し取るより、
もっと感じるままに描いたらいいんじゃね?」
 ⇒印象派、ポスト印象派の登場

 ↓(ここから様々分岐、発展)

・「つか、色とかも見たとおり描かなくていいんじゃね?」
 ⇒フォービズム
 
・「形とかも見たとおり描かなくていいんじゃね?」
 ⇒キュビズムの登場・・・ピカソはたぶんこのへん

・「現実にあるものを描かなくてもいいんじゃね?」
 ⇒シュールレアリズムの登場

・「つか、もうどうでもいいんじゃね?」
 ⇒抽象絵画、ドリップアートとかいろいろ登場


惜しむらくは20世紀初頭の動きが「もうどうでもいいんじゃね?」になっちゃってるんで、例の「pen」の特集など眺めつつこの流れでもう少しまとめてみる。こんな感じ?

【ヨーロッパ編(承前)】
 ↓(ここから様々分岐、発展)

・「つか、色とかも見たとおり描かなくていいんじゃね?」
 ⇒フォービズム
 
・「形とかも見たとおり描かなくていいんじゃね?」
 ⇒キュビズムの登場・・・ピカソはたぶんこのへん

・「おまえらイケてなくね?」
 ⇒ダダ登場
  ↓
・「フロイトすごくね? 無意識使いこなせればすごくなんね?」
 ⇒シュルレアリスムの登場
  ↓
・「ちょwwwヒトラー来たwww死ぬwww」
 ⇒シュルレアリスト、アメリカへ亡命

【アメリカ編】
・「ブルトンキター!! オートマティシズムすごくね?」
 ↓
・「あ、これ自分が動いた軌跡ってことにしたら新しくね?」
 ⇒アクションペインティング

・「うはwww便器にサインしたwwwこれ作品www」
 ⇒マルセル・デュシャンのレディメイド
 ↓
・「便器よりモンローのがいけてね?」
 ⇒ポップアート

・「もう作るの面倒だからハンズで切ってもらってくるお」
・「俺の蛍光灯どぉよ?」
 ⇒ミニマル・アート

・「お前らちゃんと考えろよwww」
 ⇒コンセプチュアル・アート

・「クズばっかつくんなwwwちゃんと描けよwww」
 ⇒ニューペインティング

・『おまえら……もうついていけねえよwww』
 ⇒美術史の終わり





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Comment(2) | TrackBack(0) | art

この記事へのコメント
デュシャンの便器ははじめて見たとき
しばらく笑いが止まらなかったんですよねぇ。
大学の時美術年鑑みたいのみてて。
感動のツボじゃなく笑いのツボに突き刺さったという。
フォンタナはカッコイイと思ったのに。
便器だからかしらと夜更けに愚考します。

ちまちま読みすすめてるのですが、
正直に、おもしろいです。
Posted by 蔵六 at 2009年04月04日 01:13
蔵六さん:

確かデュシャンはポップ・アートに対して批判的な立場で、それは「便器よりモンローのがいけてね?」という美学を問題視してるんですよね。現実の中から美学的に何かを選び取る、というポップのありようを、彼はある種の堕落のように感じていたようです。レディメイドは美しいか否かという観点において美術たりうるのではなく、それを無分別に切り出して作品たらしめようとする思考ゆえに美術だというのがデュシャン。

だからデュシャンを基点に、ポップ/ミニマル/コンセプチュアルを見るとなんとも面白いことになっていたりするわけですね。
Posted by 衰弱堂 at 2009年04月04日 10:45
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