毎月値上げを告げる人

marketing 】 2007 / 06 / 29
最近はメールマガジンをあまり読まなくなった。特にニュースサイト系のものはまったく見ない。RSSリーダ経由でたいがい情報は入ってくるし、その日に絶対に目を通さなければならない情報がそれほどないことに気付いたからかもしれない。

安部公房の「箱男」に、ラジオのニュースにしがみつくことで世界の存在をようやく信じることができる男のエピソードがあったような気がする。ぼくが何かを知るかどうかに関わりなく、世界は存在するという予感は、少なくともいまのぼくにはある。

私淑する松尾順さんのメールマガジンは、数少ない読みつづけているそれのひとつ。

で、購読しているのだけれどまったく中身を読まないメールマガジンが増えつづけるなかで、中身は読んでいないのだけれど、妙にタイトルが気になって購読解除をしていないものが1つある。可哀想なので具体名は出さないが、キャッチコピーについてのメールマガジンで、なんだかやたらとタイトルに『値上げ』という言葉を使うんですよこれが。『もうすぐ値上げ』、とか『値上げまであと2日』とか、『いよいよ明日値上げ』とか。

期限を切って購買を促す、というのはダイレクトマーケティングのテクニックのひとつとして割と知られているとは思うのだけれど、この人いったい何回値上げしてるんだ、というくらいやたらと『値上げ』なタイトルのメールが来る。Thunderbirdのタイトル検索で「値上げ」で検索してみたら、どうも月に1回値上げをしているようです。笑い。

中身を見ていないので、いったいいくら値上げしているのかは知らないし興味もない。そもそもキャッチコピーの書き方を売りにしているのに、『値上げ』以外の表現がまったく記憶に残らないというのがある意味すごい。まさに値上げ2.0(意味不明)。

別にキャッチコピーの書き方を売りにしていない本ブログでも、一応タイトルの引きには気を使ってるつもりではあるわけですよ。書評は普通に著者名と書名と出版社名だけですけど。Webサイトの設計をするときにもタイトルタグのテキストとリードテキストには非常に気を使います。できる限り短い文章で少しでも多くの情報をどうわかりやすく伝えるか、とか、逆にタイトルからどう落とすか、とか。

メールマガジンというのは、基本的に継続して購読してもらうものですよね。あんた、読者に何回値上げを伝えれば気がすむの? と別の意味で興味が湧いてきたわけで、今後もタイトルのみ楽しみに読みたいと思います。笑い。





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