コカ・コーラ C2を考える

marketing 】 2004 / 06 / 08
本日世界先行発売のコカ・コーラ C2が積極的にプロモーション中。日曜に自販機を見たら売り切れ表示で上から「6月7日までお待ちください」といった張り紙があって、今朝のニュースでは赤い/カロリー半分にひっかけて東京タワーを半分ずつライトアップ。CMには中田英寿を起用し、旅行費用1000万円があたるキャンペーンに全国試飲キャラバン。

とりあえず飲んでみるかと思ったんですが、bulkfeedsで検索して冒頭部分を流し読みすると、どうもうまいといってる人がいないようで買い気がそがれるわけですが。
そもそも、売りが『コーラと同じ味』かつ『カロリー半分』(で、ついでに『世界先行発売』)なわけだよね。コーラそのものをカロリーゆえに敬遠していて、かつダイエットコークの味には不満を抱いている消費者って、いるのか? なんか、えらく小さなセグメントのような。
コーラの味自体を支持する消費者は、たとえ味が似通っていたとしても積極的にスイッチすべき理由付けが生じないし、カロリーが気になるならダイエットコークを飲む。これ、ひょっとしていつの間にか見かけなくなった「コカ・コーラ ライト」のリブランド製品なのか?

で、まあ飲んでみるかと思ったわけです。仕事終わって帰り道でコカ・コーラの自販機を探したら、なぜかみつからず、セブンイレブンで500mlのペットボトルを購入、歩きながら飲む。

うーむ。確かに味は似ている。が、コーラのコクがない。ダイエットコークよりはコクはあるような気がするが。どっちにしろ、中途半端だろ、これ。すいません、半分ほど飲んで捨てました。

正直、この味で、どんな人がリピート購入するのかさっぱり見当がつかない。派手にぶちあげて見事に散ったタブ・クリアの時よりも意味不明。タブ・クリアはまだ何となくファッション性を感じさせたが、それすらないんじゃないか?

もう、中途半端な製品を市場に投入してコーラに手を伸ばす動機付けを作り出しブランドを延命させようという壮大な釣りなんじゃないかという気もしてきた。そんなわきゃないな。

とにかく、このポジショニングはあまりに無意味じゃないか。
ここ数年のドリンク市場って、機能性か機能性+味といった方向性を持ったものだけがシェアを広げているように見える。そうした流れの中で確かにコカ・コーラ自体は何もしないとジリ貧なのは理解できる。
ならば、ダイエットコークレモンをC2として独自のブランド化により拡販を図るか、思い切って無糖のコーラとして投入するが。前者は0カロリーという消極的な機能性に加えて味自体が気に入っているので、独自ブランドとしてプロモーションをすればもう少しシェアが取れるんじゃないか。後者もやはり0カロリーに加えて、コーラを消費する新しいシーンの提案につながるんじゃないかと。

タグ:ad marketing brand





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この記事へのコメント
日曜日(6日)に仕事から帰る途中、某駅の自動販売機でフライング発売を発見したので飲みました。
あえて指名買いをするほどのものではない気がしますた。最近はコークよりもペプシの方が安いしそちらに走ってます。
Posted by 金銀堂 at 2004年06月08日 10:10
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