ソーシャルネットワーキングサイトについて調べてみる

network 】 2004 / 04 / 14
なんか最近インターネットビジネス界隈はSNSでずいぶんとにぎやかなようで何よりかと存じます。それにしても出るわ出るわ次から次へと。で、そろそろまとめてみようかと調べはじめたら、すでに3時間ほど過ぎているわけで。

で、なんかもうすでに8つもあるわけですか。

■株式会社GOCOO/Gocoo(2003/12/19)
田中良和GREE(2004/3/1 αリリース?)
株式会社イー・マーキュリーmixi(2004/3/3 βリリース)
Life On 株式会社トモモト(2004/3/22 リリース)
株式会社アイ・エム・ジェイ株式会社ファンコミュニケーションズフレンドマップ(2004/4/2 βリリース)
サーチテリア株式会社ktst.jp(携帯向け、2004/4/7 リリース)
株式会社ゆびとまEchoo!(2004/4/9 βリリース)
■フェアオークスジャパン株式会社/UUME(リリース日不明)

フェアオークスジャパンのサイトがないので調べてみると、DragonXpressの記事がありました。すでに中国でのサービス展開をはじめていると。ふむ。

ぼく自身は知人にgreeに招待されて、さらに別の知人からmixiに招待され、とある事情からフレンドマップは自分で登録し、といった具合にやってみたわけですが、ふと、この手のサービスって数年前に立て続けに出てポシャってなかったか? と思ったわけです。

で、調べてみると2000年5月にネットイヤーグループネオテニーネットエイジの出資を受けたソシオウェア・ドットコムが同名のインターネット名刺交換サービスを開始、2000年12月にエグゼコミュニケーションがやはりアドレス帳と名刺交換サービスを融合したSurameをリリースしていて、当時やけに似たようなサービスが出てくるなと思った記憶が。で、この2つはいまだにサービスを継続していたんですね(ソシオウェア・ドットコムは2002年4月1日にネットイヤーグループに営業譲渡)。ポシャってませんでした。失礼。もっともこのブームに乗っかってもう一勝負かけるといった勢いも感じられませんでしたが。

そういう意味では西川さん「世界初の名刺交換サイト」のことを忘れたかのように、
面白かったのは、ゆびとまが、元祖SNサイトとして脚光を浴びる可能性が高いこと。

と語ってしまうのは、KNNのセミナーについて語っている流れを差し引いてもこの世界の栄枯盛衰をさりげなく現しているかのようで面白い気もするわけです。勝てば官軍だよなあ。人と人のリアルな関係をサーバ上に構築するところからもう一歩踏み込んでいれば、元祖SNサービスの座はソシオウェア・ドットコムのものだったような気もするんですが。でも、使っていた当時のぼくもそんなことは思いつきもしなかったわけだから、所詮結果論か。

で、当時試しに使ってみた時には、名刺をデザインするのは楽しいが手間かかるなあと感じたような。今試しにログインしようとしたらパスワードを忘れていて、しかも登録されているメールアドレスは昔の会社のままだった。仮パスワード発行で覗いてみると我が名刺の更新日は2000.5.31……。登録されているのはソシオウェア・ドットコムCEOの佐々木さん(当時。今はこの会社はたたんだんじゃ? 作った本人も更新してないのか……そりゃだめだよな)、昔の会社の社長、greeの知人の3人だけ。ソシオポイントというのが13pたまってますが、何に使えるんだったかな。とほほ。

で、これだけ一気にサービスがリリースされたSNSですが、ネットワーク外部性とスティッキネスがポイントなんでしょうなあ。現時点ではスティッキネスの高いmixi、フレンドマップとWebサービスやRSSとの親和性で既存のネット上のサービスを結合可能なgree、みたいな構図に見えますが。個人的には、ページがまともに表示されないとか色々な問題はありつつもgreeのシンプルな実装が一番coolなんじゃないかとも思います。mixiやフレンドマップのように日記・掲示板まですべて抱え込むやり方は、すでにblogや掲示板やメーリングリストを持っている人からすれば大きなお世話だし、単体の機能を問われると厳しいでしょう。一方で、greeはサークル機能がリストとしてしか機能しないがゆえに毎日見に行く必然性を持たせられないままストックのバリューだけで生き延びることができるかどうか。ここは、WebBBSとRSSの融合で別の展開もありそうな気はするんですが。
Echoo!に関しては、ゆびとまの同窓会ネットワークで一気にユーザベースを築いて一人勝ちみたいな状況もあれば、逆にそれが抑圧的に働いて足かせになる状況もあるような。同窓会ネットワークは通時的なそれで、共時的なネットワークの拡大を必ずしも保証しはしない気もするわけです。個人的に、20年前の今何やってるかもわからん同窓生とリンク張り合うみたいなのはいまいち乗れないし。極論ですな。

しかし、2ちゃんねるやYahoo!掲示板のような匿名性が突出しつづけてきた中で昨年のblogから今年のSNSみたいな個人に紐づいた情報を組織化する流れに向かうような進展は想像してなかったなあ。これがポストモダニズムなんだよ、といわれれば何となく納得したりもして。大きな物語の後にくるのが私小説だったとはなあ。

ちなみに米国の状況については「米国の主要なソーシャル・ネットワーキング・プロバイダ(SNP)」(KandaNewsNetwork)
にまとめられていますが、これすごい数やなあ……ついていけません(涙目)。





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この記事へのコメント
生き延びてるのかしらε=┏(; ̄▽ ̄)┛
Posted by anan at 2007年08月20日 15:45
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