2009年11月16日

『アクセスログ解析』への弔辞 ── アビナッシュ・コーシック「Webアナリスト養成講座」

 「オッカムの剃刀(Occam's Razor)」とは、14世紀のスコラ哲学者オッカムに由来する成句だ。おおよそ「説明するときは最小限の言葉で説明しろ」といった指針として用いられる。無駄な言葉を剃刀で剃り落としていけ、ということなのだろう。

 このOccam's Razorという名前を持つWeb解析に関するblogを運営するアビナッシュ・コーシック(Avinash Kaushik)が原著で400ページ超、邦訳では500ページを費やしてWeb解析について語りつくした大著が「Webアナリスト養成講座」(原題は"Web Analytics: An Hour a Day")。無駄にこの厚さになった感はない。言葉を剃り落としてもなお、これだけの分量を要するのだ。

 数年前にたまたまOccam's Razorを知り、Webサイトにおけるエンゲージメントの計測をはじめとした問題設定の鋭さに興味を持って、時々おぼつかない英語力を武器に立ち向かっていた(そして尻尾を巻いて逃げ帰って、dIG iTあんけいさんに泣きついたりした。苦笑)ぼくは、2007年に出た原著をその年の終わり頃にアマゾン・ジャパン経由で購入していたのだけれど、これがまあまったく中を覗いてみもしなかったんですよ。

 そして原著刊行から2年を経て今年の夏に「Insight for WebAnalytics」の衣袋さん監訳により翔泳社より日本語版が出たわけです。過去に何度か取り上げた「Web解析Hacks ―オンラインビジネスで最大の効果をあげるテクニック & ツール」の著者としても知られるエリック・ピーターソンの"Web Analytics Demystified: A Marketer's Guide to Understanding How Your Web Site Affects Your Business"がいっこうに翻訳される気配がない(それどころかアマゾン・ジャパンでの洋書の取り扱いにもない)状況だっただけに、この日本語版刊行はちょっと思いがけない喜び。

 さりとて、Web解析自体がぼくの興味の中心からはずれはじめていたこともあって、実は発売後1週間くらい経ってから購入ボタンを押し、手元に届いたあともしばらくほかの本と一緒に積まれていたというていたらく。

 しかし読み終えた今、とりあえずこれだけははっきり言っておきたい。

 あなたがもしこの本を読んでいないとすれば、それはあなたがWeb解析に関して少なくとも2年以上遅れた場所にいるということをあるいは意味します。それがどのようなインパクトを持つのかは、あなたの置かれた環境や職務により異なりますが、少なくともWebサイトの運営に何らかの形で携わっているのであれば、もはやそれは決定的であるといっていいと思います。
 もはやWeb解析はこの本から後戻りすることはないでしょう。そしてたぶん、今後数年間はこの本が設定した枠組みの外へ、Web解析が出て行くことはないと思います。




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2009年11月02日

untitled #039

untitled #039

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2009年10月18日

untitled #038

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2009年09月21日

眼は未開の状態にある

 はじめて手にした一眼レフ、父親が使っていたNikon F2 Photomic ASはマニュアルフォーカスで、それを初めて借り受けたぼくは、洋裁をしていた母が使っていたトルソーを自宅の階段の踊り場に上げて、2階から見下ろしで写真を撮った。

 顔も手も足もないトルソーは、にもかかわらず/それゆえに、どこか官能的だ。

 ぼくは正しくモノを見ていないのだろう、ということを初めて知ったのは現像されてきたトルソーの写真を見た、あのときだ。その写真は、ほんの少し、ピントが合っていなかった。

 しかし、ほんとうに正しくモノを見るとはどういうことなのだろうか。ピントが合っていないこと、それは正しくないことなのか。あれから限りなく、気まぐれに、様々なデバイスでシャッターを切ってきたけれど、いまだにぼくにはよくわからない。
 とはいえ、あの当時のぼくにとっては少なくとも正しくないことだった。それでNikonのカメラにレンズ側でオートフォーカスする機能を搭載したトキナーのレンズを買ってとりつけた。きれいにピントが合ったけれど、今にして思えば、そうしてきれいにピントがあったイメージが常に表現として正しかったのかといえばそうではない気もする。

 PowerShot 710ISを持ってときどき写真を撮る。普段は持ち歩いていないから、ほんとうに気が向かなければ写真は撮らない。撮りためた写真を少しずつ、加工して雑記にアップしている。これはもうある意味ほんとうにアリバイづくり以外の何ものでもなくて、「今日も更新した」という偽りの達成感で自分をいいくるめるための営みでしかない。それでも、ごく一部には、そんな写真を楽しみにしてくれている人がいて、ああ、そろそろまたヘンなものを探しに行こう、という気にもなる。

 PowerShot 710ISで一つ残念なのは、マニュアルフォーカスがないことだ。ちゃんと取扱説明書を読めばあるのかもしれないけれど。それでも、ある日撮影した一枚は奇妙なところにピントが合っていた。

untitled #037
 (untitled #037)

 オートフォーカスカメラはセンシングして対象との距離を測定し、適切な焦点距離でシャッターを切れと指示を出す。このとき愛機は目の前で重なり合う葉を通り越して、その奥の幹にフォーカスした。それが正しいのかどうかなんて、もちろんぼくにはわからない。ぼくは何を撮ろうとしているのか、いつも理解していないからだ。

 そしてぼくはしばしば、壊れたオートフォーカスカメラのように、目の前の様々な事象にフォーカスしようとしては、時に小さく、ときに大きくピントを外し続けた。モーターはもがくようにジイジイと音を立てて、レンズをおさめた寸胴は伸び縮みして捉えるべき対象を捕捉しようとする。やがてバッテリは無駄に浪費され、動きは止まり、カメラはシャッターを切ることすらできない無用の長物に成り下がる。

 何かにフォーカスし、ピントを合わせること。それは無条件に正しいことなのだろう。躾だとか教育だとか、そうした営みが、絶えざる馴致を通じてそんな正しさを植えつける。

 先週あたりから、薬の減量がはじまった。少しずつ、ぼくの中でのオートフォーカスの精度が上がってきているのを感じる。何を被写体にすべきか、というプロの判断の部分で甘さを残しつつ、なんとかやっていけそうだという感触を頼りに、やけにすんなりと頭に入ってくる本を読み漁った。

 精度が上がると、なにやら色々できそうな大きな気持ちになるのだけれど、これはこれで危険なシグナル。一気にペースアップしないよう、上のギアを使わずに走ったほうがよさそうだ。ようやく、通院は2週間置きに変更された。

 ここまで書いてみて、いまさらのように、ピントがはずれる、ということはないんだということに気づく。それは何かの少し手前、少し奥にフォーカスしているだけなんだ。ずっとぼくは、そんなことをしてきたような気もしてくる。

 そこにあるものを正しく見ようとしないこと、それは必ずしも間違ったことじゃない。現実と真実の狭間で、確かにぼくは、他の誰かにそうとは知れずとも、常に何かにフォーカスしつづけてきたのだから。

 ピントを合わせることが重要なんじゃない。何にフォーカスするかが、あなたの営みの価値を決める。像がにじんでいても、それは確かにそこに切り取られて、目の前に置かれる。見る、という馴染み深い行為に対して、ぼくたちはほんの少しも理解してはいないのかもしれない。眼は、未開の状態にある。


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2009年09月19日

誰も教えてくれなかったこと

 今日の日本経済新聞朝刊1面に「ウィルコム、返済延長要請へ 債務1000億円、金融機関に」という記事が掲載された。
 PHS大手のウィルコムが、三菱東京UFJ銀行など取引金融機関に約1000億円の債務の返済期限延長を求める方向で最終調整に入ったことが18 日、明らかになった。私的整理の1つで第三者機関が仲介する事業再生ADR(裁判外紛争解決)手続きに入る方針を主力銀行などに伝えた。約450万人の加入者がいるPHSサービスを継続しながら、経営再建を目指す。

 債務の減免や貸出債権の一部を株式に振り替える「債務の株式化(デット・エクイティ・スワップ)」には踏み込まないもよう。政府の認定を受けた第三者機関「事業再生実務家協会」の事前審査を経て、来週にも正式な手続きに入る見通しだ。

[9月19日/日本経済新聞 朝刊]
 この記事を受けて、ウィルコムは極めて短いリリースを出した。
本日、一部で、弊社の債務返済に関する報道がありましたが、弊社から発表したものではありません。
さまざまな可能性を検討していますが、現在決まったものはありません。

WILLCOM | 本日の一部報道について
 ぼくが12年間つかったウィルコムの回線解約手続きをしたのが7月21日。このあたりの経緯は、以前「I≠PHS」というエントリーで触れたのでいいだろう。それにしたって、わずか2ヶ月でこんなことになるとはまったく思いもよらなかった。

 もうすでにウィルコムについては書きつくしたと思いつつ、もう一度書こうと思う。

 あらかじめ言っておくけれど、ぼくは技術に興味を持ちながら、偏った知識しか持たない人間だ。そして、ウィルコムを使い続ける中で『次世代PHS』に大きな期待を寄せていた人間の一人だ。しかしそれは独りよがりな期待だったのだろう。

 誰も教えてくれなかったこと、それは『次世代PHS』はPHSなんかじゃなかったってことだ。

 それはひとえにぼくの無知ゆえであって、誰かに責任があることではないけれど、ぼくはそのことについて書いておこうと思った。

 あ、以下は9/30発売の石川智晶2年ぶりのニューアルバムです。この2年、彼女の歌を繰り返し繰り返し聴くたびに、何かしらの力をわけてもらったような気がしているので、今度も買います。レビューは購入後に。



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posted by 衰弱堂 at 23:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月17日

すべてがFになる?

 一昨日には、最近ようやく翻訳が出たばかりのAvinash Kaushikの新刊"Web Analytics 2.0"が出るらしい、今度もペーパーバックで480ページか……、などとつぶやいていたはずなんですよ。そうしたら、昨日いきなりAdobeがOminitureを18億ドルで買収に合意、のニュースが出て、もういきなり新刊の前提がすっかり変わりそうな気配が漂っているわけです。なんというタイミング。

 オムニチュアの日本法人サイトが早々にこの件をサイトのトップに出して英文のプレスリリースへのリンクをつけたのに対して、アドビ システムズ社の昨日のニュースのトップは

 「別冊 島耕作 meets Acrobat 9」を公開中!

 オムニチュアよりハツシバですか、そうですか。苦笑。ちなみにUSサイトではちゃんと"Adobe to Acquire Omniture"がトップでした。まあ、アドビの日本法人としては問い合わせされても何もわからないから、ということなんでしょうか。

 一部では、かげりの見え始めたソフトウェアパッケージビジネスからSaaSへの転換を意図したgood dealみたいな話もあるようですが、すでにAcrobat.comみたいなものがあるようですし、ことはそんなに単純でもないのかと。

 この"Adobe to Acquire Omniture"では一応建前上のビジネスモデルが図解されていて、Adobeの"Create" → "Deliver" → "User Engages"というビジネス領域とOmnitureの持つ"Analyze" → "Optimize"というビジネス領域が統合されるということのようです。

 しかし、そんなにうまくいくものなのでしょうか?




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posted by 衰弱堂 at 01:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | marketing | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月15日

untitled #036

untitled #036

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2009年09月12日

日沖発のインテリジェンス

 ぼくはもっぱらテレビで総合格闘技を見続けているのだけれど、あまり会場に足を運ぼうという気にはならない。これは総合格闘技だけでなく、他のスポーツでも音楽でも映画でも舞台でもそうなのだけれど。美術だけは、ときおり見に行くが、なんだかお付き合いであったりアリバイづくりであったり失われた何かへの服喪のような感じであったりもする。

 一方、雑誌は割とこまめに購入して目を通していたりする。一定の期間、一つの雑誌を読み続けることは、生きていく上でとても有意義なことじゃないかと思う。特に人に焦点をあてた雑誌。

 個人的に印象に残っている雑誌、というのががいくつかある。確か中学生時代に定期購読していた「リーダーズダイジェスト日本語版」。ぼくはこの雑誌でアメリカズカップ(世界最高峰のヨットレース)とホルヘ・ルイス・ボルヘス(ラテンアメリカ文学を代表する作家の一人)のことを知った。オウム事件と連動しつつ爆笑問題やと学会の連載コラムまでをカバーした多面性で90年代とその前後を捉えていた「宝島30」。世界最高峰の総合格闘技イベントPRIDEとともに巨大化していった山口日昇(現ハッスルエンターテインメント代表取締役)が編集長時代の「紙のプロレスRADICAL」。モノを様々な切り口から集積し一覧させる誌面構成でデザインの差異を鮮やかに浮き彫りにしてみせた「RealDesign」(しかし創刊から1年ほど経たあたりでぼくにとっては魅力がなくなった。毎年すばらしいプロダクトが次々に世に送り出されるわけもなく、次第に誌面には以前見たものが並ぶようになったからだ)。その他その他。

 そして今ぼくは、「ゴング格闘技」を毎月読むのが楽しみでならない。

 「ゴング格闘技」の面白さはいったいどういうことなんだろう、と頭のすみに疑問を浮かべながらも毎月わっしわっしと読んでいたのだけれども、おそらく、<世界の中の日本>を意識した上で国際共通語のMMA(Mixed Martial Arts)に迫ろうとする送り手の意識の高さにあるような気がする。
 国内の大手プロモーション(K-1/Dream/戦極)を中心に、修斗、DEEP、CageForce、ZSTなどの中小イベント、柔道、空手その他の格闘技まで幅広く取り扱いつつ、アメリカ、ブラジル、オランダ等の格闘大国の動向を拾い上げることで世界とリンクしたMMAの今を切り取ることが一つの軸としてあり、もう一方で、マッチメイク、人、なんでもありの競技においてクロスオーバーする技術にフォーカスしたインタビューや取材から、ときにその師弟関係や技術の進展といった歴史的背景にまで踏み込む奥行きが、今をより豊かなものにしてくれるのだ。

 テレビの枠の中に切り取られ、もっともらしい紋切り型の中に押し込められた一つのカードの中にある豊かなものをいかにして取り出し、読者に送り届けるか、という一点において、「ゴング格闘技」の真摯な仕事ぶりには瞠目するほかない。

 で、「ゴング格闘技」を読むうちに、試合を一度も見たことがないのに妙に気になる存在としてひっかかってきたのが、日沖発だった。


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2009年09月05日

Webだけでいいんですか?/【漫談】怪しいマーケター衰弱堂 余話

 ぼくはいま、たぶん少しの後ろめたさと自己弁護の気持ちからこのネタに取り組もうとしている。動機は不純だし、身分は怪しい。

 で、タイトルを「衰弱堂」にすべきなのか「衰弱瞳」にすべきなのか5分悩んだ。後者はあまりにネタとしてわかりにくい上に、一人称の表記をどうしたらいいのかわからなくなったのでやめた。苦笑。

 非常に回りくどいところから書きはじめているのだが、これを書き始めるまでの経緯もぼくなりに回りくどくはあるわけで、そのあたりはそういうものなのだと思っていただきたい。

 そもそもは「リアルアクセス解析」の小川さんがtwitterにはてブのマルチポストで投げたつぶやきを見て、Web担当者Forum「PVだけでいいんですか?/【漫画】Webマーケッター瞳 第1話」という記事を読んだのがはじまりだった、と。

 小川さんは「読んでいて恥ずかしい気分になるのは何故だろう(汗)。でもおもしろいので今後に期待!」とコメントしているのだけれど、ぼくはそれを個人的に提案を受ける側だからなのかな、と思いました。
 そして、この漫画で主人公として描かれている、提案する側で仕事をしているぼくとしては、「正直、Webコンサルティングがみんなこんな低レベルな仕事をしていると思われたらかなわないよ」というやりきれなさを感じたわけです。

 その勢いだけで当該記事のはてなブックマークに、
SuiJackDo [*WebAnalytics], [*ネタ], [これは微妙] プロポーザルのための事前調査もろくにせず、単純なビジネスプロセスも理解できずクライアントの言いなり。正直、こんなレベルでマーケターだのコンサルタントを名乗るとかありえない、としか……。
と殴り書いてみた、と。実に生産性がないことこの上ないといわれればまあそうですが。

 まあ、話はそこで終わったものだったはずなんですが、昨日これまたtwitterにて「Insight for WebAnalytics」衣袋さんのつぶやきムラカミ カヨさんという方が「Webアナリスト養成講座」の書評を書かれていると知って、衣袋さんの記事を見てみたら末尾に
知らなかったが、ムラカミさんは、ウェブ担当者フォーラムの「【漫画】Webマーケッター瞳」の原案、監修やっている。
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/08/28/6324/

Insight for WebAnalytics: ムラカミ カヨさんが「Webアナリスト養成講座」の書評を書いてます
とあるではないか。むむむ……。そしてムラカミ カヨさんの「『Webマーケッター瞳』出足の評判」という記事についにたどりついてしまったわけです。
昨日から公開されましたが、なんだかんだいっても評判って気になりますね。あくまで感覚値ですが、現在私がわかっている範囲では8割は○で2割は×ってとこでしょうか。手前味噌ですが、比較的上々だと思います。

はてぶなどを見ると予想通りの突っ込みもあり、思わず苦笑してしまうコメントもありました。

「Webマーケッター瞳」出足の評判: 〜最後に笑う者〜by ムラカミ カヨ
 そうか……読まれてしまうものなのだなあ。なんだろうこの居心地の悪さは。昔、ゲームセンターでバーチャファイター2に熱中して1時間ほど続けてプレイした後に、何か間接的に暴力を振るったかのような後味の悪さに襲われたときと似ているような気がしなくもない。結果的にぼくはある意味でムラカミさんを面罵したような構図を描いてしまっているわけである。

 うーん、ムラカミさん、不快に思われたようでしたらごめんなさい。

 ただ、ぼくはあのコメントを削除する気はあまりなかったりするわけです。ムラカミさん個人に対して批判を加えているつもりもありませんし。たぶん、三立瞳さんがぼくの職場にいたら、やはり「コンサルタントを名乗るからにはもっと真剣に仕事してくれ」というと思います。が、かわいいので許してしまいそうな気もするな。駄目じゃん。苦笑。

 漫画という形で展開していく以上、作画の都合や編集の意向その他多くの制約はあり、相応のデフォルメがかかるのも当然でしょう。まず対立構造を作る、というのもあらゆるストーリーテリングの基本で、次回に向けて読者の興味を惹きつけるという点では成功していると思います。

 でまあ、そんなこんなであれこれ思いを巡らすうちに、「じゃあ、お前ならどうやるわけよ?」という内なる声が聞こえてきたわけです。衰弱堂! だめだ! それは何か邪悪なものだぞ! 耳を貸すんじゃない! いやいや、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ……。

 そんなわけで、以下、怪しいマーケター衰弱堂による漫談をお届けいたします。お読みになる前にまずはWeb担当者Forum「PVだけでいいんですか?/【漫画】Webマーケッター瞳 第1話」にて予習をすませるように。
 ちなみにこちらは後出しなので圧倒的に有利になっているはずです。元ネタと比較されたい向きにはその点留意いただくべきかと。


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posted by 衰弱堂 at 03:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | marketing | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月27日

untitled #035

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